2023.12.27

4時半起き。タイミー。今日も初めての場所。花の卸売をする市場。家からそんなに遠くないけど、駅からが遠いので自転車を借りて行くことにした。一番近くにステーションがあるドコモのやつは向こうにステーションがないのでだめだと思い、違うレンタサイクルのアプリを前日にいれておいた。借りようとおもったら支払いにつかうデビットカードの残高が全然なくてセブンでゆうちょからおろして、その口座にいれるというあたふたあり。手数料330円で悲しかった。

スタジアムかとおもうようなデカい建物の三階。中央に階段をエレベーターがあって、そこから円をえがくように立体駐車場みたいな空間がひろがっている。トラックが何台もあってダンボールに詰められた花がどんどんと積み込まれていく。やはり市場なので、そういった雰囲気がある。でも魚や肉ではなくて、植物、しかも花というのがなんだか新鮮にかんじる。

タイミーの帰りに寄った図書館で読んだ雑誌に「教育は人を変えられるほど力のあることなのか」みたいなフレーズがあった。この「教育」は「学校教育」のことだと思う。たしかに「教育が変われば世の中も変わる」のだというときにイメージするほど、自分にとっても、学校のカリキュラムとか文部科学省の指針みたいなことが自分の成り立ちに関係している実感はない。

子どもにとって学校や家庭がすべてじゃない。子供として生きると、どこにいって何をしても「学び」の主体にされるの、今思うときつい。リコーダー吹いても、サッカーしても、本を読んでも、計算しても、野菜を育てて収穫して切って煮て味噌汁つくっても、喧嘩しても、タバコとか吸っても、全部「学習」の1プロセスとして解釈されてしまうのやば。自分できついと思ってたわけじゃないけど、客観的に今そう思う。そういう意味で「ゲーム」だけ「学び」として扱われないの、不思議。ゲーム脳になるぞ!みたいな啓発ポスター学校に貼られてたの思い出す。そういう意味で教育はもっと小さいこととして扱われてもよいのかもしれないと思った。軽んじるとか、そういうことではなく。ああ、あらためてこども家庭庁って名前ほんとやだ。