2023.10.19

昨日まで実家に帰省していた。日曜から水曜まで参加しようと思っていた、山奥の集落で屋根を葺き替える合宿のようなプログラムに申し込みし忘れていて(忘れていたというよりも、覚えてはいたけれどなんとなく後回しにしていたら当日になってしまった)ぽっかり空いた四連休ができたので、後半の二日間かえることにした。

駅につくと母が車で迎えに来てくれていた。母は歯の治療をしたみたいで、少し喋りにくそうに聞こえた。ラインで風邪をひいていると言っていたのでそのせいかと思っていたけれど、どうも滑舌の具合が違っていて、尋ねると歯の治療をしたと言っていた。ほんの些細な変化なのだけれど、そういうものが気になってしまう。声が変わるというのは、その事実以上に何か大きな変化のように感じてしまって、そのことをあまり考えないよう努めた。母の場合は別に声が変化したわけではなく歯の形が変わっただけだけれど。

二日目、前の家の近所のおじいさんのお通夜が駅の近くであるので、それへ向かう祖父の車に乗って駅まで送ってもらった。小学校のとき、冬の部活はスキー1択で下手くそな僕も毎日滑っていた。亡くなったのは、そのとき教えてくれていたおじいさんだった。早く家をですぎて、駅には30分もはやく着いた。セブンで買ったきなこ棒をパン生地でつつんだみたいなパンを食べて電車を待った。コンビニで祖父は飴を二袋買っていた。なんでだろうと思った。