2023.4.22

今日は午前中からお昼過ぎにかけてバイトだった。いつもと違う店舗だったので少し緊張しながら向かった。店内も厨房もそんなに広くないので、スペースを節約しながら作業しなければならない。ボールや洗った食器をどこかに置くのにもひとつひとつ工夫や決断が必要で、それがしんどいなと思う。一緒に働いている人のひとりが妊娠していて、あまり仕事に慣れていない自分の分もカバーしながらせっせと動いていて申し訳なく思う。でも申し訳なくなるのもよくない気がして、できるだけ普通に楽なかんじでいるようにした。うまくいったのかは分からない。

 

バイト終わり、急いで電車に乗り展示を見に行った。展示というよりパフォーマンスのショーケースみたいなもので、自分も去年は参加していた。作品を4つ見たけれど、どれもそれぞれによくて元気がでた。背筋が伸びるというか、自分もなにかつくりたいという気分にもなった。相手を緊張させようという思惑がないものに今の自分は魅力をかんじていると思う。それは雰囲気がゆるゆるなかんじか張り詰めているかとかいった演出の話ではなく、作者がそれをつくっている理由とかモチベーションに関わることだと思う。その作品が誕生するための、つくる欲望みたいなものに鑑賞者である自分が関わっていないものはみていて元気がでる。

 

今日の出来事とは直接関係ないことだけれど、みんなが自分以外の人にどのくらい寄りかかったり/寄りかかられたりしながら生きているのかが気になる。例えば電話をかけて話をしたり、自分の用事に誰かを付き合わせたり、そういうことをほとんどしない自分にとって、そういう行いが何か自分に足りないもののように感じる。なぜしないのかというと、怖いからというのもあると思うし、必要に感じないからというのもあると思う。でも、本当はすごくよいものなのに自分は享受できていない何かのように思うと、そういうことに憧れめいた気持ちをもつ。