2024.2.25

枕元の携帯が鳴って、目が覚めた。電話は祖母からで、僕が目の神経の病気になった夢を昨日みたらしく、なんともないかと訊かれた。布団にくるまって目を閉じたまま、なんともないと答えた。いつもよりも元気そうな声だったので、よかった。

四月までに一度実家に帰りたいけれど、なにも予定していないので、日々のあれこれに気をとられて行けずじまいにならないようにしたい。うっかりしていると、しておいたほうがよい大切なことや、行っておくべき場所のことを忘れて、時間が過ぎてしまう。今の人生から投げ出されて、出禁をくらったような気分にときどきならなくてはならない。そしたら、忘れていた遠くのことを思い出せるような気がする。