2024.2.24

どうにもお腹がすくので、朝から二回朝食をとった。五枚切りのパンを一枚焼いたものをまず食べて、洗濯をして、三回分の洗濯物を干し終わった後、やはり空腹に感じたのでまたパンを焼いて食べた。二回目のほうは二枚焼いて、スープと一緒に食べた。

自分はどちらかというと少食であるという自覚があって、ご飯の量が少なくても、その都度の食事には満足してしまう。でも、その代わりというか、たぶん小腹がよくすく傾向にあって、こうして細切れにパンを食べるということになっているような気がする。

思えば、実家の台所(実家は自営業で家の台所は店の厨房でもあった)にはいろんな菓子パンがストックしてあるカゴのコーナーがあり、なんの気無しにそのコーナーの前を通り過ぎながらパンを手に取って食べるということがあった。小腹が空いたときにパッと胃に何かいれて、しっかりと食べ続けないまま、小腹がすいては少し食べるというのを繰り返す。そういうスタイルが、自分の家の中にはどこかあったのかもしれない。それはきっと、家がそのまま店であるとか、そこで過ごすと生活と仕事が自然と折り重なって、食事が仕事の間に挟まる隙間の部分にずっとあてがわれていたとかと関係していて、そう思うと、今朝の二回の朝食も自分のそういうルーツから導き出された結果でもあるように感じて、なんだか不思議だなと思ったりする。