2023.3.27

朝起きて、メールを確認しようと携帯をみたら大学のgmailが消えていた。今日は卒業式で、その開始時刻と場所をみようと思ったけれどこれでは分からない。当日まで待っといてくれよ、と思う。

 

大学のGoogleアカウントが消えたので、ドライブに入っていたデータ、小さなメモや写真も一緒に消えた。バックアップをあと回しにすると、こういうことになる。思いのほか喪失感を感じる。でも実際なくなって困るようなものはおそらくほとんどなくて、小さなメモとか写真とか、保存されていたとしてももうアクセスされることはないであろうものばかりだったはずだ。

何が入っていたのかほとんど思い出せない。今思い出せる範囲内でショックなのは、飲食店にピンをコツコツうったGoogleマップと、どうしても繰り返しみたくて画面収録した限定公開の映像が消えたこと。自分が何を失ったのか分からないのが怖い。

 

片付けや整理整頓が苦手で、ものを大切にし続けるのも下手だと思う。だからそれがデータだったとしても、何をどこにしまっておいてとか、ストレージはこれくらいだからと選別したりとかいった作業のことを考えると脳が一時停止して動けなくなる。

 

アカウントが消えたことが学校から追い出されたみたいに感じる。実際卒業するのだから追い出されて当然なのだが、高速道路の途中で車から降ろされたみたいな気分。もうこっからは歩かないといけなくて、周りの景色がいいわけでもないからと、この先の道のだるさとつまらなさを勝手に決めつけてしまっている。